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ramの最期

安らかにラム

 

正月明けてうずくまることが増え、物音にびくっとなることがあった。気にはなっていたのだが、食欲もあってよく甘え(今から考えると不安でオレの傍に安心を求めていたのだろう)ていた。

うちの染井吉野の桜の下に埋めてもらいました。

ラムの声が懐かしくて、心が痛みます。

呼べば最後の最後まで、返事をしてくれました。

 

7日に大雪のため雪かきをしてぎっくり腰で休んだ。普段は寝床にまで入ってくることはなかったのに、甘え方が嬉しくて一緒に寝た。次の朝、よろよろして最初は寝ぼけてるのかなと思っていたが、そうではなかった。

ああ、寿命かなと感じ最初は見守るつもりでいた。翌日10日に何もしないよりかかりつけの獣医に診せようと連れて行った。血液検査の結果、腎臓が機能していないで尿毒症になっていることが分かる。緊急入院。

17日日付が変わろうとしていた12時前に獣医さんから電話で様態が急変したとのこと。マイナス10度の凍結道路を駆けつけた。もう横に倒れて精根尽き果てた様子のラムがいた。オレの呼びかけにいつものように返事をした。声は出ていなかった。でも微笑んでいるようだった。それが最期だった。

家に亡骸をつれて帰って、柔らかい毛を撫でていた。冷たくなってゆくラムを庭のソメイヨシノの根元に葬りたいと思った。今までの猫たちは火葬したが、ラムは土葬にしたかった。焼くのは忍びないと思ったからだ。

でも、腰痛で傾斜地にある桜の木下まで行って穴を掘るなんて出来なかった。17日最後の手段で組長さんに穴を掘ってもらって埋めてもらった。線香に火をつけ長年の感謝の気持ちを込めた。

春になったら、桜が咲く。ラムのように優しげに。

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